接骨院集客のポイントは?SNSやネットを使った集客方法もご紹介!

接骨院集客のポイントは?SNSやネットを使った集客方法もご紹介!

接骨院をはじめ、あん摩・指圧・マッサージ師の施術所、整体院など「治療院」と呼ばれる施設は全国で15万院を越え、コンビニの倍以上あるといわれています。

競争も激化しており、集客に頭を悩ませている柔道整復師も多いのではないでしょうか?

こちらの記事では「接骨院の集客」をテーマに

・集客のポイント(ターゲットの重要性)
・すぐに成果の出やすい集客方法
・中長期で成果が出てくる集客方法

がわかるようにまとめてあります。

「接骨院の来院数を増やしたい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

接骨院集客のポイント!まずはターゲットを明確にしましょう

接骨院の具体的な集客方法を考える前に、まずは「どのような悩みを抱えた方の力になりたいのか?」を明確にしましょう。

ここがあやふやだと効果的な集客ができません。

星の数ほどある治療院の中から「自分がどこに行けば良いのか」を適切に判断するのは難しいですよね。

患者様からみれば接骨院、整体院、整形外科の違いが分かっていないケースもあります。

そこで「スポーツ外傷に特化」「慢性腰痛専門」「肩こり専門」といったように、「どういった症状を得意としている院なのか」が明確になっていると、患者様も接骨院を選びやすくなります。

その他「どの性別、年齢、職業の方に来ていただきたいのか?」も重要です。

もし女性がターゲットなら、おしゃれな雰囲気にしたり、女性スタッフを受付に配置した方が良いですよね。

また「昼間は働いているサラリーマン」と「仕事をしていない高齢者」では「広告を出す時間帯」や「オンライン、オフラインどちらに力を入れればよいのか」も変わってきます。

「ターゲットを絞ると患者様が減るのではないか?」と不安に思う方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、自分がもし腰痛の場合、何をやっているか明確ではない院よりは「腰痛専門」とうっている院の方を信頼しますよね。

ターゲットを明らかにしておく方が、来院して欲しい患者様を集めやすくなっています。

すぐに成果を出しやすい接骨院の集客方法

「開業したばかりなのでとにかく知ってもらわないといけない」
「売り上げが少ないので即効性のある集客が必要」

といったケースでは次のような集客方法がおすすめです。

・ホームページの作成
・チラシのポスティング
・ブラックボードの活用

ホームページを作成する

集客のためにホームページは必ず作成しておくようにしましょう。
もしあなたが身体の痛みに悩んでいる場合、いきなり接骨院には行かないのではないでしょうか?
まずは院のホームページを確認しますよね。

ホームページに掲載されているスタッフの顔や院の強み、これまでの実績を確認したうえで、「この院に施術をお願いしよう」となるはずです。

ホームページは安くて1万円程度で作成が可能です。
もしデザインをしっかりとしたい場合、クラウドソーシングを利用してページ作成が得意な方に外注するのもよいでしょう。

チラシのポスティング

チラシを作成し、近隣の住宅にポスティングしていきましょう。
一般的にチラシの反応率は0.01%(1000枚配って1人の来院)といわれてます。

数字を見ると効率が悪く思えるかもしれませんが、来院数がまだ少ない段階ではポスティングが有効です。
※SNSやネットを活用した集客は成果が出るまでに時間がかかります。

またチラシを受け取った段階で来院には繋がらなくても、HPやSNSで地域の人と関係性を保っておくことが大切です。
チラシには院の紹介だけではなくQRコード、URLも記載しておくようにしましょう。

※チラシを作成する際には広告規制をよく確認ください。
https://www.zenjukyo.gr.jp/koukokukisei/
参照:全国柔整鍼灸協同組合HP

ブラックボードの活用

院前にブラックボードを設置して、人目につきやすいようにしましょう。
たとえ接骨院の看板を出していても、前を通るだけで気づいてもらえていないケースも多いです。

まずは「ここに接骨院がある」と目立たせておくことが重要です。

ブラックボードには実績や得意な症状を載せておくと、ターゲットの患者様に足を運んでもらいやすくなります。

SNSを活用した長期的な接骨院の集客方法

売り上げが落ち着いて余裕が出てきましたら、SNSを活用した集客にも力を入れていきましょう。
※売り上げが十分ではないうちはチラシの配布に力を入れた方が良いです。SNSでは即効性をあまり期待できません。

SNSは「現在痛みがある方にすぐ来院してもらう」というよりも「今後来院する可能性がある地域の方と繋がりを持つ」「患者様を教育していく」意識で運用することが大切です。

ターゲットによって活用するSNSも変わってきます。
例えばSNSの種類によって次のような活用方法があります。

YouTube

ストレッチ方法や食事、運動指導など、画像や文章だけでは伝わりにくい情報を映像で配信します。
新患の集客はもちろん、来院時には伝えきれない健康情報を配信することで、既存患者様の満足度を上げることもできます。

インスタ

インスタは写真によってビフォーアフターを見せやすいため、ダイエットや美容に力を入れている院で活用しやすいです。

地域の方を積極的にフォローし、繋がりを持つようにしましょう。

Facebook

インスタと比較してfacebookの利用者は年齢層の幅が広く、本名での登録がされているために信頼関係も築きやすいです。

コミュニティに参加するなどして、地域の方と関係性を持つようにしましょう。

SNSとの相性を考えましょう

どのSNSが集客に有利なのかは、ターゲットによって変わってきます。

若い方を中心に、美容を強みにして集客したい場合はインスタが効果的です。
登録者の年齢層が低いうえに、ビフォーアフターを見せやすいためです。

また、話すのが苦手ならyoutubeよりも文章で発信できるfacebookの方が無理なく発信が続けられるでしょう。
SNSは継続して発信することが重要です。

ターゲットや自分の得意分野を見ながら、相性の良いSNSを活用するようにしましょう。

他にもある!接骨院の集客方法

ホームページ、ポスティング、SNS以外にも次のような集客方法があります。

ポータルサイト

接骨ネット」「エキテン」「らいらいネット」など、ポータルサイトに登録する方法があります。
無料でも登録ができますし「地域名 接骨院」の検索で上位に表示されやすくなります。

フリーペーパー

地域で発行されているフリーペーパーに院の情報を掲載する方法です。
掲載費用は3〜5万円程度になっています。

DM

しばらく来院されていない患者様には、DMを送ると再来院につながる可能性が高まります。
「お身体の状態はいかがですか?」といった文章を送ることで、患者様も院のことを思い出しやすくなります。

まとめ

ここまで接骨院の集客についてご紹介してきました。
特にお伝えしたいことは次の3点です。

・集客方法を考える前に、まずはターゲットを明確にする
・患者数が少ない院ではチラシのポスティングを優先すると良い
・SNSで地域の方と積極的に関わることにより、将来的な来院につなげることができる

治療院業界の競争も激化しています。
治療技術を高めるだけではなく、ターゲットに合わせた集客にも力を入れていきましょう。

こちらの記事が、あなたの接骨院集客のお力になれれば幸いです。