接骨院で交通事故患者を集客する方法は?まずは〇〇から始めましょう!
- 2021.06.03
- 集客
「交通事故の患者が少なくて、売り上げをうまく伸ばせない」
「交通事故患者の集客方法がわからない」
といった悩みを持たれている先生は多いのではないでしょうか?
交通事故の施術は単価が高く、売り上げアップのためには自賠責患者をいかに増やしていくかが重要になりますよね。
こちらのページでは、「接骨院における交通事故患者の集客」をテーマに、次のことがわかるようにまとめてあります。
- 接骨院で交通事故の患者を集客する方法
- 接骨院で事故後のケアをするメリット
- 交通事故患者を集客する際の注意点
ただ待っているだけでは、なかなか交通事故患者は増やせません。
具体的な集客方法をご紹介していますので、ぜひ今日から実践してみてください。
接骨院における交通事故患者の集客方法は?
接骨院で事故後のケアができることは、意外に知られていません。
そのため、交通事故の患者を集客するには、「当院は交通事故のケガに対応している(自賠責保険が使える)」旨をきちんと認知してもらうことが重要です。
周りの方に知ってもらうためには、具体的に次のような方法が挙げられます。
- チラシ、リーフレット、施術中の会話などで知らせる(既存患者)
- DMを送る(休眠患者)
- SNS、ホームページに記載する
チラシ、リーフレット、施術中の会話などで知らせる(既存患者)
まずは現在通われている患者様に認知してもらいましょう。
ご家族や知り合いの方が交通事故にあった際、紹介してもらいやすくなります。
次のような情報を記載したチラシやリーフレットを作成し、来院されている患者様に配布してください。
- 交通事故にあった際の対処法(警察へ連絡する、医療機関に行くなど)
- むちうちの特徴や症状(事故によるケガの情報)
- 自賠責保険の内容、メリット
- 事故後はお身体のケアが必要なこと(放置することのデメリット)
- 当院では自賠責保険に対応していること
- 当院の交通事故施術の実績
など。
周りの方にも渡してもらえるよう、チラシは2.3枚渡すことをお勧めします。
また、施術中や受付での会話中に
「うちでは交通事故の痛みも施術できるんですよ」
「もし周りに交通事故でお悩みの方がいたら、ぜひご紹介ください」
と伝える方法もあります。
「みんな知っているだろう」とただ待つのではなく、一人一人にきちんと伝えることが大切です。
※のぼりや看板で「交通事故対応」と掲げると、広告制限にかかります。
DMを送る(休眠患者)
以前通われていた患者様にDMを送る方法です。
「その後、お身体はいかがですか?」と心配している旨を伝えつつ、当院では交通事故施術にも対応していることを伝えましょう。
通われていた患者様ならハガキにも目を通してもらいやすく、そこから紹介が生まれる可能性もあります。
SNS、ホームページに記載する
フェイスブック、インスタ、ブログなど、ネットを使って周知させる方法です。
「交通事故のケガにも対応」
を伝えるだけではなく、既存患者様に向けたチラシのように「事故後の対応(来院されるまでの流れ)」「事故によって発生しやすいケガ」「事故後に身体のケアが必要な理由」といった交通事故に関する情報もこまめに発信しましょう。
役立つ情報を発信して読者の信頼を高めておくと「事故にあったらこちらの院にお世話になろう」と来院に繋がりやすくなります。
※らいらいネットで院の情報発信もできます。
接骨院で交通事故の施術をするメリット
交通事故患者を集客するために、「事故後のケアを接骨院で受けるメリット」をきちんと把握しておくことが大切です。
医療機関と比較して、接骨院で交通事故施術を受けるメリットには何があるのでしょうか?
対応できる時間が長い
接骨院では20時や21時といったように遅くまで受付をしているため、仕事終わりの方でも通いやすい点がメリットになります。
間隔を詰めて毎日施術を受けてもらうと、患者様の症状改善もスムーズになることが考えられます。
待ち時間が少ない
予約制の接骨院であれば、患者様の待ち時間を短縮できるというメリットがあります。
医療機関では交通事故以外にも患者様が多いです。
また、予約を取っていない病院も多いため、待ち時間が長くなる傾向にあります。
オーダーメイドの施術を受けられる
接骨院は一人ひとりに丁寧なサポートができます。
そのため、お身体の状態に合わせたオーダーメイド施術も可能です。
医療機関ではあまり一人当たりに時間が取れず、湿布や薬での治療がメインになります。
診断がつかない症状にも対処できる
レントゲンやMRIなどでは診断をつけにくい「むちうち」の症状にも、東洋医学を主とした接骨院で対処ができます。
画像で原因がわからない症状には、西洋医学では対処が難しくなっています。
窓口金0円、慰謝料も出る
接骨院だけの特長ではありませんが、自賠責保険では施術の窓口金が0円で、通院に対する慰謝料も支払われます。
そのため金銭的な負担が少なく、毎日でも通いやすい点が患者様にとって大きなメリットになります。
接骨院で交通事故患者を集客する際の注意点
自賠責保険は単価が高いため、どうしても収益を目的とした集客になりがちです。
しかし、患者様を第一にして、次の点には十分ご注意ください。
自賠責保険の知識をつける
施術者の知識不足によって、患者様が適切な慰謝料をもらえなかったり、保険会社から早めに打ち切られたりすることがあります。
症状が改善するまで保険施術を受けられるよう、施術者も自賠責保険の知識を深めておくようにしてください。(保険の限度額、請求の手順など)
医療機関のメリットも伝える
接骨院のメリットだけではなく、医療機関のメリットもきちんと伝えるようにしてください。
- レントゲン、MRIなど画像検査ができる
- 薬や湿布を処方してもらえる
- 診断書を書いてもらえる
など、医療機関にしかできないこともあります。
患者様がお身体の状態に合わせて通い分けられるよう、適切な情報を伝えるようにしてください。
※接骨院を主に利用される場合でも、月に一回は医療機関に行ってもらうようにしてください。
医師の診断によって患者様の状態が判断されるためです。
症状が長期間改善されない場合、医療機関に行っていないと後遺症認定がもらえない可能性もあります。
まとめ
- 交通事故患者の集客には「自院で交通事故の施術ができる(自賠責保険が使える)」旨を、きちんと認知してもらうことが大切である
- 集客のために、接骨院で交通事故施術を受けるメリットを把握しておく
- 患者様の不利益にならないよう、自賠責保険について知識を深めておく必要がある
交通事故では、十分なケアができていないと後遺症が残る可能性もあります。
症状が回復するまで保険施術を受けられるよう、患者様を第一に考えた対応を続けていきましょう。
その積み重ねによって保険会社や患者様の信頼が高まり、結果として交通事故患者の集客にも繋がってくると考えられます。