接骨院に患者が来ないのはなぜ?来院数が伸び悩む意外な理由とは
- 2021.07.01
- 集客
「新患が全然来ない…」
「なかなか患者様にリピートしてもらえない…」
「気がついたら離反している患者様が多い…」
接骨院で働かれていて、こういった悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
特にご自身で開業されている方であれば、患者様が来ないと経営が厳しくなってきますよね。
接骨院の存続のためにも、早めの対策を行いたいものです。
こちらのページでは、集客に悩まれている方のために、次のことが分かるようにまとめてあります。
- 接骨院に患者(新患・リピーター)が来ない原因
- 原因から考えられる具体的な対策
施術者が気づかないところに、来院数が伸びない原因が隠されていることがあります。
効果的な集客を行うためにも、ぜひ最後まで確認してみてください。
接骨院に新規の患者が来ない原因は?
こちらでは、新患が接骨院に来ない、考えられる原因をご紹介していきます。
院の存在が知られていない
新患患者が伸びない原因としては、広告不足が第一に考えられます。
当たり前の話ですが、名前も場所も知らない接骨院には来院できませんよね。
開院したからといって、皆が知ってくれているわけではありません。
チラシやホームページ、SNSなどで、地域の方にきちんと認知してもらうことが大切です。
どんな先生がいるのか分からない
院の情報を確認した際
「誰が施術してくれるのか?(男性か女性か、若い方なのか年配の方なのか?)」
「どういう施術をしてもらえるのか?(マッサージ?骨格矯正?ケガの処置?)」
こういった情報が分からないと、安心して来院できませんよね。
せっかくチラシやホームページを作成しても、施術者の顔写真やプロフィール、実績などがないと「怪しい」「うさん臭い」と思われてしまう可能性があります。
目立たない
外装や施術メニューに個性がないケースです。
接骨院をはじめ、いわゆる「治療院」と呼ばれる施設は全国で約15万店舗あり、その数はコンビニの倍以上あります。
治療院の数があまりにも多いため、他と見分けのつかない接骨院は素通りされてしまう可能性が高いです。
装飾を派手にすれば良いというわけではありませんが、外観や施術内容など、他院との差別化を意識する必要があります。
ターゲットが合っていない
接骨院のターゲットと地域の特性があっていないケースです。
たとえば、若い方が少ない地域で、「産後骨盤矯正」や「スポーツによるケガ」をターゲットにしていても、集客が難しくなりますよね。
地域住民とターゲット選定が合っているか、見直してみることが必要です。
接骨院にリピーター患者が来ない原因は?
こちらでは、「リピートしてもらえない」「すぐに離反されてしまう」
といったケースでの、考えられる原因をご紹介していきます。
些細な点でのマイナス
施術者から見れば些細な点でも、患者様にとってはマイナスに感じることがあります。
例えば次のようなポイントが挙げられます。
- タオルが使い回しされている
- タオルの柔軟剤の匂いがきつい
- トイレが汚れている、臭い
- 院内のポップが破れている、傾いている
- 壁が破れている
- 受付の裏が片付いていない
- 来院時に挨拶がない
- 電話対応が遅い
など。
上記のような不備でマイナス点が重なり、来院をやめてしまうというケースは意外に多いです。
技術不足
施術者の技術が足りていないと、リピートされません。
患者様の主なニーズは「身体のお悩み解決」だからです。
求められる技術は手技による施術だけではなく、問診、来院指導、患者対応(言葉遣い)、健康情報の発信なども含まれます。
根拠不足、見通しがない
技術不足に含まれるかもしれませんが、施術の根拠が乏しい場合はリピートが難しくなります。
- なぜ、その施術が必要なのか?
- 症状が改善する証拠は何か?
- 何回くらい通えば改善が望めるのか?
こういった、施術で症状が改善する根拠、見通しがないと接骨院に通い続けるモチベーションが湧きません。
先生の中には、沢山リピートして欲しいがために「なるべく間隔を詰めて来てください」と来院指導する方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、それだけだと、「なぜ通う必要があるのか?」「いつまで通ったらいいのか?」がよく分からず、「あそこの接骨院は余計に通わされる」といった不満を持たれる可能性があります。
接骨院に患者が来ない対策は?
接骨院に患者が来ない原因を考慮に入れて、こちらでは、今すぐ行うべき対策をご紹介していきます。
チラシ、ホームページ、SNSなどによる集客
チラシやホームページ、SNSなどを通じて、地域の方に院のことを知ってもらいましょう。
場所や営業時間といった単純な院情報を載せるだけではなく、患者様に安心感を持ってもらうためにも、以下の項目を記載するようにしてください。
- 施術者の顔写真
- プロフィール
- 実績
- 得意な症状(外傷に特化、腰痛専門など)
- 施術方法
など。
待っているだけでは、患者様は集まってきません。
積極的に情報を発信していきましょう。
具体的な集客方法については、以下のページもぜひ参考にしてみてください。
接骨院集客のポイントは?SNSやネットを使った集客方法もご紹介!
接骨院のSNS集客はどうやる?種類ごとの活用方法や注意点を徹底解説!
また、らいらいネットを使った院の情報発信もお勧めです。
技術力の向上
集客も大事ですが、それはあくまでも良質な商品があってのことです。
せっかく来院していただいても、商品である技術力が不足していると、リピートしてもらえません。
手技だけではなく、次のような項目もロールプレイングにて練習し、技術を高めておきましょう。
- 問診(状態の確認、ニーズの把握)
- 状態説明(症状が改善する根拠を示す)
- 来院指導(今後の見通しの説明)
マイナスポイントがないかをチェックする
患者様から見て、マイナスとなる項目がないかを逐一チェックしておきましょう。
→「些細な点でのマイナス」をご参照ください。
しかし、いくら注意して見ても、院内にずっといるスタッフでは気付かないことが多いです。
友人や家族など、定期的に第三者に見てもらうことをお勧めします。(細かい点に気付きやすい、女性の意見が特に参考になります)
まとめ
- 接骨院に患者が来ないのは、院が地域住民に認知されていない可能性が高い
- 些細な点で患者様がマイナスを感じ、離反に繋がることが多い
- 来院数を伸ばすには、チラシ、ホームページ、SNSなどを利用した集客が大事である
地域の方に院のことを知ってもらうためにも、オンライン、オフラインにて、情報発信を続けていく必要があります。
効果的な集客方法については、ぜひ他のページもご参照ください。